2021年11月28日(水)
秋の京都ではさまざまなイベントが開催され、ここ長岡天満宮でも、錦景苑と八条が池で灯りの催しが行われていました。
水面に映る明かりは幻想的で、なんとなく懐かしい気がします。
八条が池は、1638年に八条宮智忠親王が築造した灌漑用のため池です。
智忠親王は、桂離宮の基礎を築いたことでも知られています。
JR東海の「そうだ 京都、行こう」の一環として開催されている「ひかりの京都」。
「京都が元気を取り戻す日」と「疫病の収束」を願って 、“希望の灯り”で京都の街と人々を照らすというキャンペーンのようです。
鳥居と竹灯篭が京都らしいですね。
竹灯籠や竹モニュメントで使用する竹は、京都の里山から切り出したもの。
八条が池の水上橋を散策しながら、竹の灯りを楽しめます。
かぐや姫の世界。
総御影石の大鳥居は、重量50トン!
堂々たる佇まい。
現在の本殿は、伊東忠太が設計した平安神宮の社殿を1941年に移築したもの。
三間社流造の素木の本殿は、すっきりと洗練されたデザインです。
こちらが紅葉庭園として知られる錦景苑のライトアップ。
暗くて分かりにくいですが、上の写真の中央にあるのが弁天池。
池には、重さ2トンの巨大な石橋がかかっています。
この大石橋、欄干もなく、足元も暗いので、けっこう怖い。
みなさん、恐る恐る、渡っていました。
紅葉は見ごろを少し過ぎた感じでしたが、それでもきれいでした。
23日前後がいちばんきれいかも。
入場無料なので、気軽に紅葉のライトアップを楽しみたい方にはおすすめです。