京都府立植物園

2022年5月20日(金)

実家の母と遊びに行きました!
In The Greenというカフェでランチをしてから、バラ園などを散策した後、お目当ての観覧温室へ。

ジャングル室

観覧温室は回遊式。
ジャングル室から有用植物室、砂漠サバンナ室、昼夜逆転室、高山植物室、ラン・アナナス室など、いろんな温室に分かれていて、熱帯の植生だけでなく、夜の植物や高山植物など珍しい植物たちを鑑賞できます。





この密林感!

わが家も、コロナの自粛中に育てた観葉植物であふれていて、ジャングル化していますが、こういう熱帯雨林的な空間を目にすると、たまらなくワクワクします😊






ツンベルギア マイソレンシス

インド原産、キツネノマゴ科。
大型つる性植物で、春から秋にかけて花茎から総状花序を垂らしてチェーン上に花をつけます。

一見、食虫植物かと思いましたが、違うんですね。





アンスリウム・レガレ

観葉植物でもおなじみのアンスリウム・レガレ。
存在感があって、欲しくなる~💦







キカス・シアメンシス

ミャンマー原産、ソテツ科

ソテツは雌雄異株なので、茎先に咲いているのは雌花かな?





カカオ

こちらは有用作物室。

カカオやコーヒーの実がなっていました。








サボテンたち

砂漠サバンナ室には、サボテンや多肉植物たちがいっぱい!






ハオルチア

この子も我が家にあります。
いつもテレビの横に飾っている可愛い子😊






キソウテンガイ(奇想天外)

キソウテンガイ(奇想天外)という面白い名前のこの植物は、アフリカ南部の西海岸から砂漠にかけての限られた地域に自生する雌雄異株の裸子植物
周辺地域に降った雨が、地表にあふれ出て砂漠に流れ込むときにできる川に沿った場所に自生しています。

日中は非常に高温で雨が極端に少ない環境で生き延びるために、葉のクチクラ層は厚く、葉の両面に気孔があり、大気中の湿気を吸収しています。

また、葉の蒸散速度が速く、長い主根と海綿状の側根で、多くの地下水を吸い上げて葉を冷却しているそうです。

終生2枚の葉しか出さない珍奇な植物で、1科1族1種のウェルウィッチア科として独立した科が設けられています。

長寿植物としても知られ、推定樹齢2000年のものもあるとか?!






ケレウス・ヤマカル

こちらは昼夜逆転室。
夜に咲く花などが紹介されていました。





ケレウス・ヤマカル(柱サボテン)の珍しい花。

魔力を放つような、妖しく、美しい花でした。

うっりと見入ってしまいます。






ツキミソウ

名前もロマンチックな月見草。

夕方に咲き始めるころは白い花だったものが、夜明け近くなるとピンク色の花になるとか。

画像の月見草は、少しピンクがかっていますね。







メコノプシス・シェルドニー

こちらは高山植物室で咲いていた「ヒマラヤの青いケシ」、メコノプシスの仲間。

ヒマラヤのブルーポピーは、堀文子さんや入江一子さんが描いていますね。

堀文子さんは、なんと80歳を過ぎてから、青いケシを求めてヒマラヤに登ったのだとか。

険しい岩間で清らかに咲くブルーポピーを見つけた時の感動やときめきが、この花を通じて少しだけ伝わってきます。








巨大モンステラ

我が家のモンちゃんも、手に負えないくらい巨大になってきて……いったいどこまで大きくなるのやら💦








温室の外の植物園の様子も少し紹介しますね。

こちらは、紫のハナニラが印象的な沈床花壇。





エキウム ウィルドプレッティー

小さなお花がたくさん集まったダイナミックなエキウム・ウィルドプレッティー

カナリア諸島原産のムラサキ科の植物だそうです。

南国ムード満点😊





ヒマラヤスギ

樹齢100年以上のヒマラヤスギ。

躍動感のある、うねるような樹形。神秘的な生命力を感じさせます。


植物大好き!
また一つ、母との思い出も増えて、楽しかった~!