東本願寺

2024年1月2日(火)

近所の氏神さまに初詣をしたあと、東本願寺西本願寺へお参りに行きました。
(京都駅のすぐ近くですが、初詣の人出はそれほどでもなく穴場でした。)

手水舎の龍

大迫力の手水舎(重文)の龍! 

今年は辰年なので浄化パワーも強く、新年早々、邪気を祓ってもらえそうです。






御影堂門(重文)

高さ27メートル、幅21メートルの御影堂門。木造建築二重門としては日本一の高さを誇ります。

通常非公開ですが、なかには釈迦如来弥勒菩薩・阿難尊者の三尊像が安置されています。

すごいスケール感ですね!





御影堂(重文)

こちらもド迫力の御影堂。蛤御門の変で焼失したあと、1895年に再建されました。

内部は撮影禁止だったのですが、内陣・外陣に敷かれた畳は927畳という広大さ。

信者さんたちが熱心に御念仏を唱えてはりました。






阿弥陀堂(重文)

こちらは阿弥陀堂です。

阿弥陀如来を祀るお堂よりも、親鸞の真影を安置する御影堂のほうが大きいんですね。

阿弥陀如来の左右には、法然上人や聖徳太子の像が掛けられていました。







阿弥陀堂門(重文)

阿弥陀堂門は、切妻造に唐破風のついた四脚門形式の門です。

こちらも幕末に焼失した後、1911年に再建されました。





お堀

かつては琵琶湖疎水の水を引いていたという東本願寺のお堀。

東本願寺西本願寺ともにお堀に囲まれているのは、戦国時代に守りを固めて城郭化した本願寺の歴史の名残りでしょうか?







菊門(きくのもん)

御影堂門を出て東本願寺の周囲を歩いていくと、ひときわ趣きのある門が見えてきました。

菊門(きくのもん)です。

菊門は、1911年に武田五一の指導のもと、京都の技師・亀岡末吉の設計によって再建された勅使門です。

組物や精緻な彫刻に極彩色が施され、門扉には金色の大菊花が浮き彫りにされています。

明治の職人たちの技の粋を集めたような華麗な門。東本願寺のなかでいちばん印象的に残りました。


東本願寺をあとにして、西本願寺へ向かいます。