2023年12月2日(土)
冬の夜を彩るイベント「いばらき竹灯籠」が総持寺で行われると聞いて行ってみました。
「竹害を観光資源に!」をテーマにした「いばらき竹灯籠」は今年で6年目の開催だそうです。
イベントで使われる竹灯籠は、茨木市と歴史文化姉妹都市を締結した大分県竹田市の協力で行われています。
竹田市の「竹楽」という催しで使われた竹を再利用し、さらに茨木市の竹林で放置されてきた竹を伐り出して使っているそうです。
ほとんどボランティアの皆さんが主体となってやっているようで、人々の熱~い地元愛が伝わってくる心あたたまるイベントでした♪
開催場所となった総持寺は平安時代創建の由緒正しき真言宗のお寺で、西国三十三所第22番札所になっています。
山門に続く階段も竹灯籠できれいに彩られていました。
ハート型に並べられた竹灯籠も。
総持寺の縁起絵巻には亀が登場し、こちらの秘仏の御本尊も亀の座に乗った千手観音です。
なので「総持寺」の石碑を支える亀跌も存在感がありますね。
(亀の顔がマンガチックでユニーク!)
門前には竹灯籠が並べてあるので仁王門はくぐらずに、ぐるりと迂回して境内へ。
境内の池の幻想的なイルミネーション。
きれいだなあ。
明かりのともった竹林に雪がしんしんと降るような冬らしい演出です。
池の水面にも明かりが映っています。
ステージではコンサートも開かれていました。
私が行った時は篠笛を中心としたバントによるピアソラの「リベルタンゴ」でした。
篠笛の音色と竹灯籠の和の雰囲気がマッチしていてよかったです。
子どもたちが「願い事」や「目標」「好きな絵」を描いたキッズ竹灯籠。
「ならいごとがじょうずになりますように」とか、いろいろな願い事が書かれていました。
インスタで写真コンテストも行われるそうです。
紅葉のライトアップと竹灯籠。紅葉の良い見納めになりました。
境内のお稲荷さん。
キャンドルライトで描かれた「竹灯籠」の文字。
境内や門前にはグルメ屋台なども出ていて大人気でした。