まち歩き

宇治十帖古蹟めぐりと宇治川合戦碑、橋姫神社

2023年11月23日(木)来年の大河ドラマは紫式部が主役の『光る君へ』なのでブームが訪れる前に、一足早く『源氏物語』宇治十帖ゆかりの地をめぐってみました。 紫式部像と宇治橋宇治橋西詰の紫式部像。「宇治十帖」は『源氏物語』のスピンオフ的な部分で、紫…

ならまち散策~御霊神社の狛犬足止め祈願

2023年11月19日(日)奈良博を出たあとは、ならまちを歩いてみました。好きなんですよね、こういう風情ある古い町並み。 ならまち格子の家幕末から明治時代にかけて、ならまちに点在した町家をモデルに建てられた「ならまち格子の家」。奈良の町屋を気軽に見…

一条戻橋 ~安倍晴明の式神が隠れ棲む場所

2023年10月7日(土)晴明神社の近くにある一条戻橋にも立ち寄ってみました。平安時代中期、安倍晴明が使役した式神がこの橋の下に潜んでいて、橋を渡る人の口を借りてお告げをする「橋占(はしうら)」を行っていたといいます。 一条戻橋一条戻橋は、794年の…

尼崎寺町と「蘆刈からくり堂」

2023年9月29日(金)尼崎には「寺町」という歴史的エリアがあると聞き、尼崎薪能がはじまる前に散策してみました。 町並み尼崎寺町は、江戸時代に尼崎城の城下町とともに整備され、町中に散在していた寺々が一画に集められたのが始まりといいます。 寺町の通…

阿武山観測所と阿武山古墳

2022年10月30日(日)京都大学創立125周年記念京大ウィークス2022の一環として京大防災研究所・阿武山観測所が特別公開されていました。 観測所の塔今から92年前の1930年に創設された阿武山観測所。 20世紀前半のモダニズム建築の面影を今に伝える貴重な建物…

清凉寺(嵯峨釈迦堂)と「生の六道」&「六道の辻」

2022年4月10日(日)半年ぶりの嵐山。 今日は、嵯峨大念仏狂言を見るためにやって参りました~!渡月橋から見た嵐山と大堰川。 この日は初夏のような陽気。ボート遊び、めっちゃ楽しそう。 桜はソメイヨシノのは葉桜だったけど、八重桜がちょうど見頃でした…

勝竜寺城公園

2021年11月28日(日)コロナも収まり、観光シーズンの京都は混むため、近場の穴場を探して勝竜寺城公園へ。 JR長岡京駅から徒歩5分。予想以上に充実した城跡公園になっていてテンション上がります勝竜寺城は、1571年に細川藤孝(幽斎)が織田信長の命を受け…

宝厳院夜間拝観~紅葉のライトアップ

2021年11月25日(木)天龍寺の塔頭・宝厳院。ふだんは非公開ですが、春と秋だけ特別公開されます。 こちらの紅葉のライトアップは息をのむほど美しく、まちがいなくお勧めできる名園です。宝厳院の庭園「獅子吼の庭」は、嵐山の景色を巧みに取り入れた借景回…

秋の嵐山

2021年11月25日久しぶりの嵐山。 やっぱり京都の紅葉は「きれい」のグレードが違う。宝厳院の夜間拝観(紅葉のライトアップ)目当てで行ったので、すでに夕方近くで日差しも少なかったけれど、赤、黄、緑のグラデーションがなんともいえない色合い。 天龍寺…

島原遊郭

2021年11月17日(水)京都産業大学ギャラリーから足をのばして島原へ。 島原大門江戸時代以来、公許の花街として発展してきた島原。 「島原」という名の由来は、六条付近にあった傾城町が幕府の指示で現在の朱雀野の地へ移転するにあたり、あまりにも急な移…

緊急事態宣言下の京都

2021年6月1日(火)京都へは、昨年2月の壬生狂言以来だから、ほんとうに久しぶり。 近場で、行こうと思えば行けるのに、コロナで自粛三昧だった。 人通りのない四条通。想像はしていたけれど、コロナ前のインバウンドであふれかえっていた京都とは異次元の世…

てんしば ~維新政治と大阪のゆくえ

都構想の住民投票が否決されちゃいましたね。私は大阪市民ではない府民だったため、投票権がなく静観していたのですが、投票日直前に毎日新聞と大阪市職員と共産党が結託してデマを流すなど、反対派の卑劣なやり方には憤りを覚えました。僅差で敗れたのは、…