タブーに斬りこむNHK党・立花孝志

2022年7月2日(土)梅田ヨドバシカメラ

つばさ号(手前)と立花孝志号(後ろ)

聴衆は、500人以上は集まっただろうか。

4月に同じ場所で行われた参政党の街宣の時よりも多かったのは確かだ。

立花党首が車から降りたったとたん、「キャーッ!」という黄色い歓声が沸き起こった。
みんな一斉にスマホやカメラを向け、シャッターを切る。
すごいなぁ、タレント並みの人気。 

テレビカメラも入っていた。








NHK党といえば「オチャラケ色モノ政党」という先入観があったが、実際に間近で演説を聞いてみると、立花孝志はなかなかの傑物だと思った。

アベノマスクブラや暴露系ユーチューバー・ガーシーの擁立といった奇抜な戦術も、稀代の策士・立花孝志が編み出した「孫子の兵法」の現代版。

あまたの保守系諸派団体のなかでも、NHK党が頭一つ抜きんでることができたのも、彼の独創的な奇策とカリスマ性のたまものだろう。





ガーシー号

今回の参院選で立花党首が挑んだのは、政財界の超大物、楽天三木谷浩史社長と、岸田政権を陰で操る木原誠二官房副長官だ。

とくに親中派で元財務官僚(財政緊縮派)の木原誠二は、まるで中国を利するかのように、防衛力強化に尽力してきた島田和久防衛次官を交代させた黒幕ではないかと噂される人物である。

(生田よしかつさんのYoutube番組で始めてきた時から、木原誠二はギラついた胡散臭さを感じていたが、やはりその直観は間違いではなかったようだ。)


三木谷社長と木原官房副長官、そして芸能界の色と欲にまみれた癒着については、ガーシーや立花孝志のYoutubeチャンネルをご参照ください。




この二人の大物に果敢に挑んだ、立花党首とガーシー。

立花孝志はNHK職員時代にNHKの不正会計を内部告発し、その後も、身の危険を感じながらNHKという巨大組織と戦ってきた。


演説を聞いていても、彼の正義感の強さが伝わってくる。

権力者や巨大組織の不正を黙って見過ごすことのできない人なのだろう。

松本清張なら、政財界の闇に果敢に挑む立花孝志をどう描いただろう。




演説終了後、、立花党首は街宣車から降りて、有権者との撮影会や質問に応じていた。

私はその場を去って、梅田で買い物をしていたのだが、街宣から4時間後、買い物を終えて通りがかったときも、まだ立花党首は多くの人々に囲まれて、一人ひとりの質問に丁寧に答えていた。

誠実な人だ。


翌日のNHK日曜討論でも、立花孝志は誰もが言いにくい大切なことを、炎上覚悟できっぱりと言ってくれた。

立花孝志のような政治家こそ、いまの日本には必要だ。がんばれ! 立花孝志!