自然派イタリアン「オステリア・セーザモ」

2023年9月16日(土)

有機野菜など素材にこだわった評判のイタリアンに初めて行ってきました。
ランチは2つのコース料理からパスタコースをチョイス。

前菜

前菜は、季節の野菜のサラダと信州サーモンのカルパッチョ

サーモンには、生姜の甘酢漬け入りサワークリームのソース&酢橘でマリネしたレッドオニオン、海葡萄、ピンクペッパーなどが載っていて、赤と白と緑の配色がイタリアンカラーになっています。


季節の野菜サラダは、右上の赤いのがビーツとジャガイモのサラダ、そこから反時計回りに、自家製塩麹であえたゴーヤ、シャドークイーン(紫ジャガイモ)のレモンマリネ、そうめんカボチャのマーガオ(台湾産胡椒)マリネ、レンコンやコリンキー、変わったオクラ等々……珍しい野菜や香辛料を使った色とりどりの野菜たちが並びます。

見た目もキレイ♪


シャキシャキ、コリコリ、ネバネバなどのさまざまな触感や、口から鼻に抜ける香り、マリネの風味と酸味、野菜の甘みなどが一品一品違っていて、一口ごとに新鮮な驚きがありました。
身体にも良さそう😊

前菜からテンション上がります!





冷製パスタ

ひと皿目のパスタは、焼きナスとアンチョビ&しょうがソースの冷たいカッペリーニ

あぶり鰹と焼きナスのバルサミコマリネに、パプリカの香草パン粉を散らしたものが載っています。

細いパスタに和風のソースが絶妙に絡んで、ちょっと蕎麦に似た触感。

あぶり鰹と焼きナスの香ばしい風味がたまらない! めちゃウマでした!







自家製フォカッチャ

外はパリッ、中はモッチリの自家製フォカッチャも美味しかった~。





タリアテッレのカルボナーラ


ふた皿目のパスタは、高知県産のドラゴンフルーツと平飼い有精卵を使ったカルボナーラのタリアテッレ(平打ち麺)。

岡山産の完熟イチジクやイベリコ豚のチョリソーソーセージを載せ、パッションフルーツのムースに塩漬けの生胡椒をトッピングしたユニークなパスタです。

こちらも赤、白、緑のイタリアンカラーですね。


ドラゴンフルーツを練り込んだ平打ちパスタが目にも鮮やか。

イチジクとパッションフルーツのムースの甘みと、イベリコ豚のチョリソーの塩味が口の中で交互に主張して、味の変化が楽しめます。

そして何よりも、有精卵を使ったカルボナーラのソースが絶品でした。




デザート

この日は夫のお誕生日だったので、夫のプレートにはイタリア語で「お誕生日おめでとう」を意味する「Tanti Auguri」の文字とパンナコッタが付いていました。

お店の方の御配慮に感謝です😊

焼き菓子は、スモモを混ぜ込んだしっとりとしたタルト。

ジェラートは「ポポー」という幻のフルーツをつかったジェラート、そしてアルガンオイル入りのパンナコッタ。

「ポポー」のジェラートは、レイシに似た味と香りにマンゴーのような少しねっとりとした触感が印象的でした。



食材も、盛り付けも、味付けも、器もどれもとても凝っていて、目にも舌にも大満足のランチでした。