長五郎餅~秀吉の北野大茶会で献上された名菓

2023年10月7日(土)

一条通を散策中、天正年間から400年以上続く老舗の和菓子店「長五郎餅本舗」に立ち寄ってみました。

長五郎餅 本舗

長五郎餅の由来にはこんなエピソードがあります。

豊臣秀吉の時代、北野天満宮の縁日で河内潮五郎という老人が小さな餅を売り、人気を博していました。1587年に秀吉が北野大茶会を催す際に、長五郎も茶屋を出して秀吉に餅を献上したところ、大変気に入られ「以降、『長五郎餅』と名乗るべし!」と命じられたそうです。

その時の餅が今でも人々に愛され続けているなんて、すごいですね~!




店内

落ち着きのある店内。

人通りの少ない場所ですが、店内にはお客さんがひっきりなしに出入りしていました。




喫茶エリア

喫茶エリアがあったので、散歩の休憩に店内でいただくことに。

お持ち帰りのお客さんがほとんどなので、イートイン・コーナーは貸し切り状態。ラッキーでした。





長五郎餅と抹茶

夫は抹茶と長五郎餅のセット。




長五郎餅と煎茶

私は煎茶と長五郎餅のセットを注文しました。

いただいてみると、大福餅のような柔らかいお餅に、きめ細かく上品なこしあんが入っていました。

私は「こしあん派」なので、めっちゃ好みの味です。


なるべく出来立てでないとお餅がすぐに固くなってしまいそうなので、店内でいただけてよかったです。

秀吉になったような気分も味わえたし♪

ごちそうさまでした!