真夏の夕べ、大阪城公園の野外音楽堂で開かれた航空自衛隊のコンサートに行ってきました。
前回は抽選で外れたので、念願の自衛隊コンサート。初めて聴くのでワクワクします。
【プログラム】
指揮:演奏班長 1等空尉 渡邊与秀
1.田村修平:プロローグ・ワン
2.松尾善雄:行進曲「風のハーモニー」
3.酒井格:たなばた
指揮:隊長 3等空佐 五味渕敦
4.G.ガーシュウィン(谷口英治編):アイ・ガット・リズム
クラリネット ソロ 1等空士 阪尾 優治
5.O.M.シュワルツ(森村献、宮川成治編):サックス・パック(サックスとバンドのための)
サクソフォン ソロ 3等空曹 田中 豪
6.L.プリマ:シング・シング・シング
アンコール 航空自衛隊行進曲「空の精鋭」
前半と後半で指揮者が変わるんですね。
前半は日本人作曲家による行進曲がメイン。どことなく昭和の香りがする懐かしい感じです。
燦然と星が輝く夏の夜空を思わせる「たなばた」はこのコンサートにぴったりでした。
こちらは後半の指揮者、航空自衛隊中部航空音楽隊の隊長さん。
航空自衛隊らしい軽やかなタクトさばきは見ているだけで胸がはずみます。
皆さんの制服も夏らしくて爽やかですね(野外だからご本人たちはめっちゃ暑いんでしょうけど💦)。
こちらは大阪出身の楽隊の方。
地元出身の方がご活躍されているのはなんとなく嬉しいものです。
現在、テレビで放送されている陸上自衛隊を舞台にしたドラマ『テッパチ』でも、自衛隊音楽隊にあこがれて入隊した訓練生が登場しますが、こうしたコンサートをきっかけに入隊する人が増えるといいな。
オットー・M・シュワルツの吹奏楽「サックス・パック」のサクソフォンソロ(田中豪3等空曹)。
グッと心に響くサックス。かっこよかった~!
最後は、熱帯JAZZ楽団がアレンジしたラテンジャズ風「シング・シング・シング」。
暑い夏にふさわしく、トロピカルでノリノリの演奏でした。
そして、うれしいアンコールは、航空自衛隊行進曲「空の精鋭」。
広い青空と航空自衛隊の白い飛行機雲が目に浮かぶような、のびやかで希望に満ちた勇壮な曲。
めちゃくちゃ気に入りました。
毎朝、目覚めた時に聴きたいくらい。
航空自衛隊のPVのBGMにもなっているので、気になる方はYoutubeでご視聴ください。
毎日のように領空侵犯の恐れに対処するためスクランブル発進したり、PAC3でミサイル攻撃に備えたり、世界第一級の操縦技術を日夜磨いたりと、日夜、日本を守ってくださる航空自衛隊。
私たちがこうして安全な日々を送ることができるのも、自衛隊の方々のおかげです。
ほんとうに頭が下がります。
自衛隊の地位向上と待遇改善、防衛力強化、そして防衛費増強を願ってやみません。
日本という国が滅びてしまえば、教育も社会福祉も、何もかも無意味になります。
だからこそ、国家が何よりも最優先すべきは国防なのです。
ウクライナは他人事ではありません。
中国・ロシア・北朝鮮と、何をしでかすか分からない核保有国に囲まれた世界一危険な地域のど真ん中に、日本は位置しています。
今日のウクライナは明日の日本。
国防こそ国家の要。
国防こそ最大の福祉です。